皆さーん! お元気ですか?
右麻痺ノエルでございます。こちら元気に燻製にされてます。ここ数日お隣のチェンマイで “待望の雨” が降ったりしている様です。それで野焼きから延焼して大規模山火事になっている地域では鎮火が進み、煙も減少するはず、だったのが殆ど効果なしで、今朝のテレビニュースでチェンマイのPM2.5濃度は、相変わらずの “ダントツ世界一位” でした。
凄いですねー。ちなみにタイでは “世界のPM2.5汚染ランキング” を、毎朝テレビニュース でやってます。残念ながらベスト10に日本は入賞してませんね。頑張ってください。
それでは転院後リハビリの続きです。
リハビリテーブルからすぐ横の和室に移動。と言っても畳に上がるのでは無く、腰掛けて(畳の間はフロアーから椅子の高さくらい高くなってる)前後左右の重心を取ります。この頃の私は、無意識に非麻痺側(左)に傾いていることが多かったです。姿勢を正面から真っ直ぐに直してもらい、両手の平を畳についてゆっくり左右に傾けます。と言っても麻痺側の右手の平を畳についた状態には保てない。皆さんの中で片麻痺の方にも「同じだ」という人も多いと思います。私の場合、まず右腕がというより右半身に緊張で力が入り、肘が曲がる。その時、右手は拳を握りしめ、肩にも力が入った状態になる。
Aさん私の右横に並んで腰掛けて、「力抜いてぇ、私がいるから倒れませんよぉ」と徐々に肘が伸びてきます。肘が伸びたら次はグーしている手の指を少しづつひらいてゆきます。前回のテーブルでやったのと逆向きの “手首から先を手の甲側では無く平側” に曲げる様に意識してネ、と指示されトライしていると、無意識に肘とか肩に力が入り、気が付くと右足にも力が入って、、、。その度に力を抜く様に言われ、深呼吸で息を吐くと力が取れるのを繰り返していると、僅かに右手の指が動いてきました。「はい、いいですよー、息をき吐くときに動かして、集中して。でも力は入れちゃダメ!無理やりはダメですよ」という風にして右手を開いていくんですが、その後畳に手をつこうとするとまたグーしちゃうんです。
OT Aさん:はい、じゃ、握ったままでいいので畳につけますか?私が持っときますから。
私:手をつくと、右に倒れそうです。
Aさん:私が支えてるから大丈夫。心配しないでゆっくり体重かけて下さい。ゆーっくり、ハイゆっくり戻してー、ハイもう一回・・・・
という具合に進みます。Aさん、私の右側に座って両手で私の腕と手を持って肘が曲がらないように(と言っても完全に伸びてはいませんが)にしながら、支えてくれます。PTさんのリハビリはOTさんのと比較して、細かく地味な動きの繰り返しが多いです。しかし腕手のリハビリは、これを根気よく真面目に継続することが出来るかどうか、に掛かってるんだと後で思うようになるのでした。この日、入院後初めて左手の力を借りずに右手の指を開くことが出来た(勿論、完全には伸びないし開かない)のが無性に嬉しかったのを覚えてます。
この後は、体をリラックスさせる為のマッサージ。
Aさん:今日はこれでおしまいですが、病室に戻ってマッサージします。・・・初めてのフルタイムリハで疲れたでしょう?午前中はMRIとかもあったんですよね?
私:はい、ちょっと疲れました。でも少しづつ良くなってると思います。これからもよろしくお願いします。
病室のベッドに横になってAさんからマッサージをうけます。私の右腕を上に上げて肘を伸ばした状態で前後左右に動かします。と、またもや私をジッと見つめているような、、、。と突然、
Aさん:はッ! ごめんなさい、見つめてましたよね?
私:あ、はい、少しそんな様な、、、でも別に問題ないで・・・
Aさん:私、目がめっちゃ悪くてついジッと見ちゃうんですよ・・・
そやったんやね。これで前回からのナゾが解けてしまいましたよ。そうでしょうそうでしょう。“ノエルお前なん期待しよったんや? 馬鹿じゃね?” と天の声。 眼鏡かけてもぼやけるらしい。裸眼で右0.1、左0.1未満、最近メガネが合わなくなってきて世界がぼやけて見えるそうです。当然私の顔も。。。一人ガッカリするのでした。
こんな具合に2日目のリハビリは終わったのでした。さっきも書きましたが、この頃はたとえ少しでも出来るようになるとそれが自覚出来て、毎日やりがいを感じていました。いわゆる”急性期” が過ぎて、”回復期” に突入していたわけです。自分では夢中で言われた通りにリハビリしているだけで、”回復期” がどうのこうのとか分からずに過ごしてました。余計なことを考えなかったのが良かったのだと退院してから思いました。
こんな感じで今後180日に及ぶ “転院後リハビリ” が始まったのですが、次回は転院3日目の様子を発信して、その後の事は大きな変化や印象的だった事を順次お届けしたいと考えています。
と、思ってましたが、次回はリハビリをお休みしようかと。何故に? えー、ここタイでは来週月曜から “ソンクラン” と呼ばれる、タイ旧正月なのです。タイ全土で “水かけ祭り” が行われ、地方からバンコク等の大都市に働きに出ている人達は、いっせいに帰郷。水かけフェスティバルに参加し、昼間、日が高いうちからでは無く、朝っぱらから “命の水” を飲みまくるのです。ある意味、”これを楽しみに一年間働いてるのさ” と言う人も少なく有りません。
そして、わたくしこと、右麻痺ノエル はと言うと、“命の水” ですよ。そりゃあ私の命なんですから。リハビリと命を比べると・・・。もち、迷わず選びますですよ、”命の水” を。こればかりは、比べるべくもないのだ。
首都バンコクでも田舎に帰った人達と入れ替わりに、海外から大勢の旅行客がこのフェスティバルを目的に訪れます。そして彼らの多くは単に見物するが目的では無く、どっぷりDeepに水掛合戦に参加するために、遠路はるばるやって来るのです。勿論、誰でも自由に参加できます。
ここで、”来年あたり参加してみようかなぁ” なんて甘いお考えの “あなた” に一言。”水遊び” のつもりでは、参戦しないで頂きたい。これは、世界中から有志が集う合戦。Battle であり、Great War なのです。ソンクランの現場には、地元タイ人はもとより、欧米、豪州、日本人の他、アジア各国から歴戦の有志が、年に一度の “自分自身と祖国の誇りを賭けた” 戦いに挑むのです。概して日本人の多くは “どうせ規模の大きな水遊びだろ?” 程度に思っていますが、決して水遊びなどと言うレベルでは無いのです。これは、タイに住んでいる知り合いとか実際に参戦した経験をお持ちの方がいらっしゃるなら、確認されると良いと思います。
小さな子供たちでさえ、相手が誰であろうと決して怯むことなく、自動小銃式特殊水鉄砲 で銃撃戦を挑んできます。相手が子供だと油断しているそこの “あなた”。生まれてこの方、戦場も戦闘も知らず “お花畑” で生活してきた “あなた” は、一撃で倒されるでしょう。覚悟を持って、油断することなく、しかし臆することなく、“水道直結ホース型ガトリング水鉄砲” や、“バケツぶっかけ式水大砲” の攻撃をも耐えしのぐ事に成功した “あなた” には、大量の水が滴る薄いTシャツを着た若くて綺麗なおねェさまが、これまたはじける様な笑顔で「クン ゲーン ジャン ローイ!→あなたすっごーい!とても強いのね!」と言い終わらないタイミングで、鼻先に ハイプレッシャーウオーターガン を炸裂させるのです。これであなたは名誉の戦士です。ですが言っておきますと、ここはタイ。お姉様がぁいわゆるぅそのーあの~、、、日本はジェンダー平等なんでしょ⁉ だからわかるでしょう? これは最高のご褒美です‼
戦いは、バンコクだけでなく、パタヤ、チェンマイ、コラート等、主要都市でも繰り広げられます。皆さんもひと浴びどうですか?結構楽しいですよ。
正気に戻って、、会社工場などの多くは今日が仕事納め。いや今日から有休取って、昨日の夕方から車で移動を始める人達も多い、、、例年なら。でも私の住む地区では、今年は里帰りを断念する人もちらほら。バンコクから700km以上有るので、途中燃料補給出来んのか?と心配になりますから。ガソリンも高いし航空券も値上げだし。 対して片道200km程度の人達は、今年もお土産荷物満載ピックアップトラックで、渋滞もなんのその、故郷へと急ぐのです。



さ、今から前夜祭に備えてコーヒーでも。
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右麻痺ノエル でした。

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