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転院後リハビリ その16

皆さま、こんにちはー!”片麻痺で移住” を見に来ていただいて有難うございます。

お元気でしたか? わたくし 片麻痺 ノエル は、元気にタイ移住生活を続けています。

最寄りのスーパーマーケット(Lotus)で見かけた、タイの白物家電をスマホでカシャ。

左はタイローカルブランド [MISUSHITA]の “ミスした” 炊飯器。その昔 “松下電器(MATSUSHITA)現Panasonic” を真似て名付けたのでしょう。初めて見たのはかれこれ20年近く前で、思わず爆笑したのを覚えてます。中央と右は、お馴染み SHARP の製品。これらは、タイ全土で販売されていて良く見かけます。

では、“その15” のリハビリの続きです。

・はじめに用語の説明をいれておきます。

PT: Physical Therapy の略。理学療法の呼称。

OTOccupational Therapy の略。作業療法の呼称。

STSpeech-Language-Hearing Therapy の略。言語聴覚療法の呼称。

 リハビリクリニックや病院で “療法士さん” と言えば上記 PT, OT, ST を指します。その場合、Therapy が Therapist に変わります

右(左)片麻痺:右(左)半身麻痺の事。

麻痺側、非麻痺側:文字通り体の “マヒしている側” と、”そうでない(健常)側” の事。後に脚とか手とかくっつけて使う場合も。

とにかく歩行訓練で躓いているノエル。根性でリハ続けていましたが、来る日も来る日も改善が見られません。始まって一ヶ月近く経ったでしょうか、PT Sさんが、杖の使用を提案してきました。訓練スペースには何本かがストックされていて、その中から一本取って「ほんとはあんま使いたくはなかったんやけど、こう状況が変わらんとやる気も失せるでしょ」と言いながら長さの調整をしてくれました。

少しの間、平行棒に左手で掴まって歩き、その後杖を持っての練習です。勿論、杖は左手で握り麻痺側右脚と同時に1歩前に・・・とは行かず、まず杖だけ前につきその後右脚を前に踏み出す。そして杖と右脚で体重を支えて左脚を1歩前に、と言う感じでスタート。誰にも体を触れられないので体に制御不能な緊張は有りません。

その日の練習が終わる頃には、結構スムーズに出来る様に。ここで私は単独歩行の可能性を強く想像するに至ったのでした。一週間程で歩行の速度も上がりいい調子だったのですが、無理に速度を上げようとしたり油断すると右足を前に出す際に “ズサ” と床に引きずる事が多くなりました。

“内反尖足”(ないはんせんそく) と言われる症状が徐々に出現してきたのでした。これは脳卒中後遺障害で多くの方が悩んでいるものです。”麻痺側足を宙に浮かすと、足首から先が内側に引っ張られると同時に、つま先が下に垂れ下がる” 状態に。着地の際、足首を捻ってしまいそうになり、且つ、つま先が上がらないので地面に引きずる状況になると、歩行に大きな障害が。

加えて私には “クロウトゥ” と呼ばれる症状まで出てきました。足の指を強く握りしめてしまうもので “内反尖足”“クロウトゥ” も自身でコントロールするのは非常に困難と言われています。と言うか現在でも私には発現は制御できません。でも出てしまったものは、若干ですが対応できるようになりました。

じゃ、出てしまった時はどうするのか? (皆さんは、あくまでも現在かかられいる専門家、療法士さんの指導に従って下さい。)

右半身に強い緊張が入り、反射的に健側左脚に全体重が乗ってしまっている危険な状態です。転倒しないよう、努めて焦らず、掴まる物が有るときはそれに掴まります。そしてゆっくり息を吐きながら問題の麻痺側右脚にゆっくりと体重をかけます。ゆっくりとです。

何度か深呼吸するうちに麻痺側(右半身)の緊張が低くなってきたら、その場で何度か足ふみを繰り返して、座れるところに移動。でも、掴まる物が何も無い場合はどうすんの?座る所が無い場合は? その時はもう仕方がないので、地べたに座っちゃいます。座ると言っても身体に強い緊張が入ってるので訓練のようには上手くいかない。

とにかく “麻痺側” を頼る事が出来ないという事と、危険な後方へ倒れるのを避ける為健側脚に全体重を乗せて思い切って左膝を曲げます。結構怖いです!私の場合は、右麻痺なので一気に体が左に傾きます。恐怖以外の何物でもない!で、そのまま体を固くして、左お尻か腰の辺りが地面に着いたら、左腕で支えながら脇腹~背中と着地します。この間、顎をしっかり引き頭部が地面に着かないよう強く意識します。左片麻痺では左右反対になります。でもこれ地べたにベタと座っている状態から、一人で立ち上がれる事が前提条件ですよ。

注)これらアクシデントの際の対応はわたくしノエルが勝手に行っている事です。病院、クリニックの指導は受けていません。手助けが受けられない状況での外出には常にリスクが有ることをお知りおきください。ノエルは一切の責任を持たない 無責任且ついい加減な野郎です。どうかご注意下さい!!

すみません。参考にならない事を長々と書いてしまいました。このように、単独歩行に至るまでには、次々と壁が立ちふさがりました。一週間ほどして、Sさんから次の提案が出されました。それが、

短下肢装具 の装着です。これから後の PT は、一気に加速します!

今日もまた最後までお付き合い下さって有難う御座いました。それでは次回また!

右麻痺ノエル

※これまでの配信内容は、人名以外はノンフィクションです。

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